雨の夜。
昔。とても狭い世界に生きていて、
現実を上手く受け入れられなかったり、
例えば ステージの上で歌えない
とかそんなことで人生が終わるような
深い海の底にいるような気分になったりしていて。
好きだった曲が聞けなくなったりしていた。
そこが私の生きるすべてだった。
本当はそんなことなかったんだけど。
自ら閉ざした狭い狭い世界。
今でもその曲たちを聞くと色んなことを考えてしまう。
もっと上手く生きられたはずなんだけどなー。。
私が近くに居すぎたからなのか。一度そこに立ってしまったからなのか。
あんなに苦しいことはなかった。あんなに唄うことに苦しんだことはなかった。
生きることは日々大変なことだけど。
自分の愛した人達の愛したもの。
愛したものに触れることの出来ない現実。
たわいもない言葉。何気ない一言。そんなものを信じたから。
だから苦しかった。のか。
私の小さな小さな居場所。そこに居る理由。ちっぽけなプライド。愛されているという証明。
そこに見つけてはいけなかったのに。
そこに見つけては、いけなかったのに。
いつか いつか
何も感じずにこの曲たちを聞けるようになったら
私も幼くて小さい自分から卒業出来るのだと思う。


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